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「3Dインターネット教育サミット2010」 に参加して

先週、金曜日の午後1時30分から、内田洋行社で開催された
3Dinternet Education Summit 2010」 に参加しました。

「昨年と較べてどうだった?」 と問われたら、私は即座に、
「今回は内容が濃かったですよ」 と答えます。

それほどに、セカンドライフOpenSIMと云った仮想世界が
教育分野への応用に緒を開き始めた、という印象だったのです。

海外での事例なら色々有りますから、別に、不思議でも、驚きでも
何でも有りませんが、仮想世界に対して鎖国的な日本で、となる
と満足な事例は、ほとんどお目に掛かっていません。

なので、最初の方に登場した、専門学校神田外語学院
今岡さんが 「セカンドライフを語学学習ツールとして使います」 と
話し始めた時も、「まあ良く有る、ささやかな実験という奴か」 と
たかをくくって眺めたのです。

ところが・・・
全学規模で必修科目として用いるのです」 と聞いて、
「えええ~!」

同校は基本2年制のようですが、全体の生徒数は約2000人
この4月の入学者は800名とのこと。(専修科も有るのでしょうね)

その学生全員がセカンドライフの中の実習等に、参加すると
いうのですから、もはや実験の域を遥かに超えた、実用化その
もの、というしか有りません。

俄然、興味の湧いた私は、彼女の話を細大漏らさず、聞き入る
ことにしました。

セカンドライフ内に校舎を作り、実習用に空港飛行機を作り
到着した海外の所に、宿泊用のホテルも作ったのです。

それらが完成した後、本格利用の前に 「地鎮祭」 を催したと
いうので、てっきりセカンドライフ内に、同校の理事長や主だった
人達のアバターを座らせ、神主アバターを用意して、何となく
形にしたのだろうと思って聞いていたら、そうではなかったのです。

勿論それもやったのですが、実際にリアル理事長や主だった
人達が参列し、リアル神主さんを呼んでの2元開催だったという
では有りませんか。

これには、理事長さん達も、大いに面食らったと思うのですが、
如何に力を注ぐことにしたか、が痛いように伝わって来ましたし
同校の経営陣の理解が深まった、というくだりに、私は思わず
「うんうん、そうだろうね」 と何度も頷いていましたねえ~

その後、実際のセカンドライフ内での実習の様子が紹介された
のですが、それもなかなかな構想で、実に納得。

実習生は、校舎から出て空港に向かい、航空券を買って搭乗し
機内での会話や到着ロビーでのチェック、そしてホテルまでの
一連の流れを全て、その国の言葉でやるという訳です。

これこそ、生きた語学研修ですよね。

「実に素晴らしい!」 と、呟きながら、ふと質問したいことが・・・
しかし、今回は講師の人達が多く、質問の時間はなかったのです。

なので、夕方の懇親会に、今岡さんが参加することを祈りました。


次に登場した方は、宮城教育大学安藤准教授
タイトルは 「仮想空間で技能の観察学習は可能か」 でした。

これも、実に興味深い内容でした。

子供達にノコギリの正しい使い方を学ばせる方法として、
「手慣れた人を教室に招いて、実際に切って見せる」
「手慣れた人が切る様子を撮ったビデオを見せる」
「仮想空間のアバターが切るのを見せる」 の3つを設定し

3クラスの子供達にそれぞれを見せ、理解度のチェックと共に
教える側の工数(手間と費用) も勘案しての比較したのです。

この仮想空間には、OpenSIMを用いたとのこと。

「それは当然そうだろうなあ」 でしたねえ。
まず18才未満の小学生は、セカンドライフに入れないからです。

それに仮に入れたとしても、国立大ですから、お金の問題も
発生するはず。それに他の侵入者が有ったりしたら・・・

と、色々思い巡らせると、結論はOpenSIMに落ち着かざるを
得ないでしょう。

しかしOpenSIMとなると、別の厄介な問題が発生します。
物を作ったり、それに動きを与えるとなると、実に大変だからです。
そうしたツールを自ら探し、かつ動作テストもしなければなりません。

それを乗り越えての実証実験だったのです。
これには、ものすごく感動させられました。

その様子は・・・

100319

だったのですが、ぶれてしまって・・・ごめんなさい。


次は、東京情報大学井関教授の話ですが、
次回にします。

2010.3.23 記

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