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海水温発電は行けそう!!

環境重視の発電方式は、色々出てきています。
太陽光太陽熱風力波力地熱など。

今回の海水温による発電も、やはりエコ発電の一種。

原理は、水よりも沸点の低いアンモニアを使い、その蒸気で
タービンを回す、という結構分かりやすい話です。

冷たい海洋深層水を汲み上げ、海面付近との温度差で
アンモニアを蒸気にして発電し、それを液体に戻す、を
繰り返す、のです。

ただこの方式は、海底600~1000mから汲み上げる
ためのコストが高くつくので、小規模発電には向かない
とのこと。

既存の発電方式と見合うためには、10万キロワット級の
話になってしまう。

その上、日本だと亜熱帯性気候沖縄九州小笠原諸島
に限られてしまう、ということなんですねえ。

が、しかし、このシステムだと他に得られる利点が有る、
ということに、すごい魅力を感じます。

それは、ご存知のように海洋深層水には、リン窒素などを
豊富に含んでいるので、魚の養殖場にまくと魚が良く育ち
人が飲むミネラルウォーターにも使えるし、真水にして農業
用水
にすると、植物もこれまた良く育つ。

ということなんですよ。そして、さらに・・・

汲み上げた海水から、電池の主要材料のリチウムも抽出
できる、ということなんですねえ。

佐賀大などが、海水1リットルから0.2グラムのリチウム
を取り出すことに成功したとのこと。

つまり発電だけでなく、有用な副産物が付いて来る、という
ところが、他の発電方式と大きく異なる点なのです。

早速、目ざとい韓国企業が興味を示しているとか。
それと、それこそ自国が熱帯で、極めて有効と考えられる
インドなどの国々が、絶えず見学に訪れているそうな。

「うん、面白い!これは行ける!」 と思わず膝を叩いた私。

とにかく島国の日本の周りには、巨大な海洋エネルギー
が取り囲んでいるのです。

それを産業化しない手は有りません。
実験から本格的な実用化に、早く進めて欲しいものです。

2010.10.27 記

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